コスモポリタン VS ナショナリスト

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或いは「新エリート VS 中間層」と言うらしい。

だが結局は「パイの分け前」「パイ全体と自分のパイ」を詩的に言っているように感じた。

ローマのガリア統治と、英国の穀物法廃止。うまくいったのは、パイ全体の成長を成功させたからだ。

賃金低下は、多くの賃金労働者が必要な産業や、管理者にとっては、会社の利益を増やす良い話。比較優位も官僚にとっては国全体の利益を増やす良い話。

でもリアルに血を流す事業や地域にとってはたまらない。

その議論は「パイ全体を大きくする話」なのか、「パイのなかの自分の分け前を増やす話」なのか?